民主主義の一つの原則は過半数決定と少数意見尊重。過半数決定だけをとりあげると徐々にまたは急速に独裁政治が登場することになる。
今回の場合は特に選挙で自公政権が大勝したのは小選挙区制によることが多いのでなおさら。自民党の有権者対比の支持率は24%しかない。これで国民多数の支持を得ていると認識して反対意見を尊重しないのは強権政治と批判されても仕方のないこと。むしろ反対意見の尊重こそ民主主義を守る姿勢ということになる。民主主義の形骸化は過半数勢力の横暴からはじまる。
だからたとえ共産主義国家であっても複数政党制は維持しなければならないし、民主主義の原則は徹底的にまもらなければならない。
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